2026年5月8日、ソウルの韓国プレスセンターにてTSH·SPARX GX Fund ソウルラウンドが開催されました。本イベントの中心となったのは、日本・北海道のグリーントランスフォーメーション(GX)に投資するSPARX 札幌北海道GXファンドであり、SVIF(Sapporo Valley Investment Fund)は、このファンドとそのビジョンを韓国の投資家・パートナーに紹介する架け橋の役割を担いました。

GXと北海道 — なぜ今、なぜ北海道なのか
GX(グリーントランスフォーメーション)は、カーボンニュートラルとクリーンエネルギーへの転換に向けた日本の中核的な投資テーマです。その中心舞台として注目されているのが北海道です。
北海道のGXを牽引するTeam Sapporo-Hokkaido(TSH)によれば、北海道は日本でも有数の再生可能エネルギーのポテンシャルを有する地域であり、札幌を「アジア・世界のグローバル金融都市」へと育てるGXイニシアティブの拠点です。洋上風力や水素から次世代半導体、データセンターまで、幅広いGXプロジェクトがこの地で展開されています。TSHは、今後10年間で約150兆円規模の官民GX投資が北海道・札幌に流入すると見込んでいます。
TSH·SPARX GXファンド
今回のソウルラウンドの中心議題であった「SPARX 札幌北海道GXファンド」は、北海道のGXビジョンを牽引するTeam Sapporo-Hokkaido(TSH)と、日本の上場資産運用会社であるSPARX Groupが共に取り組むGX投資ファンドです。SPARX Groupは1989年設立の日本を代表する独立系資産運用会社であり、創業者である阿部修平会長は札幌出身でもあります。
ファンドの投資対象の中心は、TSHが推進する8つの主要GXプロジェクトです。洋上風力と水素を軸に、北海道のGXサプライチェーン全体を網羅します。
- 洋上風力関連産業
- 半導体
- データセンター
- 水素
- SAF(持続可能な航空燃料)
- 蓄電池
- 海底直流送電網
- 電気・水素運搬船
ファンドはこの8分野に再生可能エネルギーを加えた計9分野を投資対象とし、地域経済の活性化と、日本および世界のグリーントランスフォーメーションへの貢献を目指します。SVIFは、このファンドの戦略とビジョンを韓国市場に的確に伝えることに注力しました。

札幌からソウルへ — クロスボーダーIR
ソウルラウンドはソウル中心部の韓国プレスセンターで開催され、国内外の投資家・パートナー約100名が参加しました。複数のセッションを通じてGXファンドの投資哲学と北海道のGX機会が共有され、日韓双方の参加者が言語の壁なく議論に集中できるよう、通訳が提供されました。

国境を越えるパートナーシップ
SVIFの中核的な強みは、日本・韓国・シンガポール・中東(MENA)を一つの投資ネットワークとして結ぶ点にあります。TSH·SPARX GXファンドを契機に、日本の安定した資産運用力と韓国のダイナミックな資本が出会う、長期的な協力の枠組みが議論されました。SVIFは、こうした協力を一度限りの取引ではなく、持続可能なパートナーシップの基盤として育てていきます。
信頼で築くネットワーク
公式セッションの後にはネットワーキングの懇親会が続きました。発表会場で語り尽くせなかった話題が、よりくつろいだ雰囲気の中で交わされ、国境を越えて信頼を築く貴重な時間となりました。

次のラウンドへ
ソウルラウンドの成果を足がかりに、SVIFはTSH·SPARX GXファンドを軸としたクロスボーダー投資の機会をさらに広げていく計画です。日本と韓国を皮切りに、シンガポール・中東へとつながる投資ネットワークを一歩ずつ拡大していきます。
SVIFとつながる
SVIFおよびTSH·SPARX GXファンドについて詳しく知りたい方は、SVIF公式サイトをご覧ください。パートナーシップやLP参加に関するお問い合わせも歓迎します。



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